美しい写真を撮ることと、可能性を引き出すことの共通点

今日は写真のイメージについて語ります。

みなさん写真についてどんなイメージを持っていますか？

写真とは何なのかについて考えたことがありますか？

私も全く写真を撮るまでは考えたことがなかったけど、最近写真を撮るようになって、写真とは「切り取る行為」であると気付くようになりました。

同じ人の写真を撮るにしてもカメラが違えば、写真も違う、人によっても違う。

撮る時間帯によっても違う、その人の気分によっても違うわけです。

撮る人によって、ほんとに写真は様々。無限と言ってもいいかもしれません。

カメラマンとは言わば、相手の見えない可能性を引き出し、それを形にする仕事。

これって実は生き方にも通ずるのかなと思いました。

同じ出来事と出会ってもその出来事をどのように認識するのかも千差万別だなと。

今自分が出会っている出来事、人物もどんな認識で出会うのかで、可能性を引き出すこともできるし、この人めんどくさいなと思ったりするわけで。

できることなら、可能性を引き出して、美しく撮ることができるカメラマンのように、人の可能性を引き出せる、そんな人になりたいと思いませんか？

カメラマンがどんないいカメラを持っていても、相手の表情を引き出すこと、相手の一瞬の表情を捉えることができなければ、いい写真が撮れないように、人間も相手の可能性を引き出そうとするために無理やり相手に興味を持とうと思ったり、話し方を変えてみたりとやり方レベルになっていてはうまくいきません。

相手の可能性を引き出すためには相手のことを心から好きになったり、興味を持つことが大事です。

では興味を持つようにするにはどうすればいいのでしょうか？

簡単な方法は相手のいいところを発見することです。

相手のいいところを見つけることができるのがまずワンステップ。

次のステップはいいところを相手に直接伝えるようにしましょう。

この人のこんなところがいいなぁと思っていても、直接伝えることまでしてはいない人が多いのではないでしょうか？

そんなことをしたことがないから恥ずかしいと思っているかもしれませんが、その一言を伝えるだけで、相手も喜ぶし、心の距離も一気に縮まります。

相手の可能性を引き出すことはそんなに難しいことではありません。

コツコツと認識を変えていくことで、いつの間にかそんな自分になれていますよ。