根拠のない自信を持てるようになった理由①

「どうしてあの人は根拠のない自信があるんだろう」

 

そんなことを思ったことはありませんか?

 

私は学生のときによくそんなことを考えていました。

 

今回はそんな私がいつの間にか「根拠のない自信が持てるようになっていた」

 

なぜ自信が持てるようになったのかについてお話したいなと思います。

 

私は「根拠のない自信のある人」を見てはどうしてあの人はそんなに自信があるんだろうと不思議に思っていました。

 

そして、根拠のない自信を持っている人をどこかバカにしていたような。

 

それは裏返すと、「自分は自信がない、自信の持てるような自分になりたい」と思っていたのです。

 

そんなことには当時は気づかず、根拠のない自信が自分も持てるようになりたいとも思ってもいませんでした。

 

でも、自分には自信がない、自分はどうしようもない人間なんだということは小さいときから思うようになっていました。

 

小学校からのいじめが原因でした。

 

いじめられると、自分はだめな人間なんだということを反復するようになります。

 

相手から「だめな人間なんだ」と言われるわけでもなく、「いじめられている自分はだめな人間なんだ」と決めつけるようにいつの間にかなっていたのです。

 

しかもいじめは日常的に行われていたので、そうなると、いじめられることに対する不安の中で学校生活を過ごすようになります。

 

その蓄積の結果、自分には自信がないと反復するようになりました。

 

私の母親は、私のことをよく褒めていました。

 

でも、自分で自分のことをダメ出ししているので、いくら褒められても、自分で自分のアイデンティティを決めつけているので、褒められるからと言って、自信が取り戻せるわけもありませんでした。

 

そんな学生生活を繰り返しながら、高校受験、大学受験にも失敗。

 

ますますだめな私が蓄積されるようになります。

 

本番に弱くなってしまい、センター試験の当日は緊張のあまり、試験会場と逆の方向のバスに乗ってしまい、遅刻してしまったりしたこともあり、散々でした。

 

受験のときが自信のない自分が一番出やすいときでそれをきっかけに自信が持てるようになるためにはどうすればいいんだろうと考えるようになりました。

 

自信が持てるようになるためにはどうすればいいんだろう。

 

そんなことを考えても答えは出てきませんでした。

 

受験に失敗して、浪人を3年し、やっと大学生になれたときに自分はみんなと3年間遅れているんだ、追いつかなくちゃと思うようになり、根性でがんばるのが当たり前になりました。

 

日々忙しくしていると、自信のない私が意識化されることが薄くなってきましたが、根本は変わっていませんでした。

 

今思うと、自信もないし、特に周りよりも秀でたものもない。何の取り柄もないなと思ってました。

 

そんな私がいつの間にか自信が持てるようになったきっかけがありました。

 

大学生のときに環境問題や、平和について興味を持つようになり、根本的に解決するにはどうしたらいいのかを考えるようになってました。

 

その問題を根本的に解決する技術である認識技術との出会いがきっかけになったのです。