クローズアップ現代 つながり孤独について考える
先日クローズアップ現代の番組「つながり孤独」の制作者と語る場に行ってきました。
もともとメディアには関心をもっていて、これはめったにない機会だと思い、参加。
NHKの建物は築年数もけっこう経ってて、報道のところは一番頑丈にできているということです。
今回は制作者として、つながり孤独という番組をやってみて、その後視聴者と語り合いたいということで、場を作ったと言っていました。
会はワークショップ形式でまずは自己紹介をし、その後、番組を実際に見て、話し合いたいテーマを決めてグループディスカッションをしてシェアをするという感じでした。
制作者とお話をして、つながり孤独という問題について視聴者とともに向き合いたい姿勢を感じました。
今回の場もNHKとしては異例のことではないかと思います。
さて、つながり孤独という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
SNS同士でつながっているのに孤独を感じる状態をつながり孤独といいます。
番組で実際につながり孤独を感じている人のインタビューがあったのですが、友達が楽しそうにしているのをSNSで見ると、私は生きていて何の意味があるんだろうとまで思いつめることもあるということを話していました。
もともとSNSはつながりを作って幸せになってもらいたいと思ってつくったにも関わらず、SNSによって孤独になってしまう。
それは結局自分とは何なのか、生きることとは何なのかという根源的な問いに対して答えが明確になっていないのからではないかと思いました。
そして、この問題は日本だけの問題ではなく、世界中で起きている現象ということです。
でも孤独であるということをシェアするということはなかなかできないですよね。
だからまずは何でも言い合える場作りが必要なのではないかと思います。