人生の生きる意味とは
人生の生きる意味について考えたことはありますか?
ずいぶんと深いテーマですよね。
でも、考えたことがある人は多いのではないでしょうか。
私も考えたことがあります。中学生の頃だったでしょうか。
自分にしかできないことってなんだろうと漠然と考えた記憶があります。
当時は考えてもわからなかったけど、その意味について諦めず追求し続けてきたから今があると思います。
人生の生きる意味とは言い換えると社会にどれだけのインパクトを与えることができるのか、と言えるのではないでしょうか。
特に今はソーシャルメディアが活用される時代ですから、周りを見て、自分が社会にどれくらいのインパクトを与えられているのか、無意識に考えることが多いのではないかと思います。
社会にインパクトを与えるには個人だけの力では限界です。
そして、社会にインパクトを与えることは、今までにないショックを与えることではないでしょうか。
人類が長年生きてきた中で社会的に最も大きかったインパクトはなんだと思いますか?
それは天動説から地動説に変わったことです。
天体が動いていて地球が止まっているということが常識だった時代から地球が動いているのが当たり前の時代に大転換が起きました。
それは観点がガラッと変わったことを意味します。
今までの土台がガラガラと崩れてしまった瞬間。
当時の人達に与えたインパクトはかなり大きかったと思います。
宗教が強大な力を持った時代に、地動説が正しいと言った人たち。
社会を変えるには共通土台を持つことが必要なのです。
天動説から地動説に変わり、地動説が当たり前になったということは共通の土台となるものができたと言えると思います。
天動説の時代は信じていた時代、それから客観的に世界を洞察することが当たり前の時代になったのが地動説だったのです。
それでは今の時代において、さらに社会に大きな影響を与えること、地動説よりもさらに深い共通の土台とはなんでしょうか?
それは私達の脳が作り出す観点に違いがあることによって、様々な解釈、違いが生まれること、それにより、お互いの違いを見て、善悪、好き嫌いをつけて、自分と相手を分けて争いを起こす原因に私達が気づいていないことに問題意識を向けることが大切ではないでしょうか。
脳による違いから違いをなくすには観点の理解が重要です。
観点がどうやって生まれるのか、その仕組みを理解することで、人間の共通土台を作ることができ、差をなくすことができ、あらゆる問題を一掃することができるのです。