耳鼻科の先生と権威性のつながり
みなさん、権威性について考えたことってありますでしょうか?
権威性・・・ あんまり聞き慣れない言葉ですよね。
権威性について気づいたことがありましたので、シェアします。
みなさんは物を買ったり何かを選択するときに何を基準にしていますか?
購買の動機について心理的に分析した本がありまして、「影響力の武器」という名著ですけれども、その本の項目に「権威性」というのがあります。
権威性とは有名な人や権威のある人に影響されるということで、例えば、物事や何かを買うときに権威性も大きな影響を受けているということです。
わかりやすいのが、テレビですね、テレビ番組で、健康をテーマにした番組があるとします。
ここで出てくるのがお医者さん。権威のある医師がそれっぽいことを言っただけで、信憑性がある、納得することってありますよね。
身近なことでいうと自分が信頼している人、尊敬している人の言葉ってよく聞くと思います。
こういう権威性が割と無意識に働いているのです。
今回私が気づいたのは、花粉症で耳鼻科に行ったときのこと。
とても親身になってくれる先生で好印象だったのですが、その先生が私にアドバイスしたことがありました。
「家に入る前に服や髪をはたいたほうがいいですよ」
この一言のアドバイスだったのですが、それから家に入る前にははたくようにしました。
ここでちょっと気づいたことがありました。
友達にも全く同じことを言われたのですが、そのときは数回やるだけになってしまって、すぐにやらなくなってしまっていたのです。
その友達のことももちろん信頼をしていないわけではないんだけど、医者に言われるとすぐに納得してしまう。
その権威性にびっくりしたわけでした。
みなさんは何気なくやっていることで権威性が影響していることってありますか?